術式によって二重手術の料金と持続期間は大きく異なります。

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二重手術の料金・持続期間

くっきりとした二重瞼の女性

 

二重手術の美容整形は、術式によって料金・持続期間が大きく変わります。
糸を使用した二重術埋没法、メスを使わないプチ整形(埋没法)、まぶたにメスを入れる大掛かりな術式(切開法)など、主要な整形手術の料金相場と持続期間の目安をまとめました。

 

プチ整形の種類

整形手術で使う針持器

 

目のプチ整形とは一般的に、糸でまぶたを固定して二重の状態を人工的に作り出す方法を指します。
糸を活用した二重手術のことを「埋没法」と呼び、その中でも大きく分けて以下の2種類に分類されています。

 

瞼板法

皮膚から瞼板に通す術式で、糸が瞼板上に露出するため術後はゴロゴロとした違和感があります。
簡易的な術式であるため費用が安く、まぶたの皮膚のたるみが大きい人に向いている施術です。

 

挙筋法

皮膚と挙筋を極細糸で結ぶ術式で、角膜に糸が触れないため瞼板法のようなゴロゴロ感がありません。
また、痛みも少ないというメリットがありますが、費用は瞼板法に比べるとやや高額になります。

 

二重手術は美容整形の中でも需要が高く、美容クリニックごとにアレンジを加えたオリジナルの術式を用意していることがあります。
昨今は挙筋法と瞼板法の中でも糸のゴロゴロ感を少なく改良させた術式が主流です。

 

留める点数

プチ整形の2点留めのイメージ

 

埋没法の二重手術は、糸で留める点数によって料金と持続性が大きく変わります。
基本的に留める点数が多いほど綺麗な二重まぶたを形成でき、持続期間が長くますが、施術時の手間が大きいため料金は高くなります。

 

おおよその料金相場は2点留めで3~10万円・3点留めで5~20万円となっており、料金に大きな差があるのは埋没法の中でも術式と保証が異なるためです。
埋没法はメスを入れない術式であるため、美容整形の中でも低リスクな施術と言え、コストパフォーマンスで選びたい方から支持されています。

湘南美容クリニックや品川美容外科など、リーズナブルな料金設定をしている大手クリニックが人気を集めています。

 

持続期間

期限を表す時計

 

埋没法は糸が伸びたり肌に吸収されたりするため、半永久的な持続性はありません。
持続期間の目安は3~10年で、留める点数が多いほど持続期間が長くなります。
ただし、2点留めだと何年といった術式に応じた具体的な目安はなく、人によって元の状態に戻る時期は様々です。

 

また、長年糸で綺麗な二重まぶたの状態に固定されることで癖がつき、永遠に二重の状態をキープできる場合もあります。
過度な期待はせず、埋没法の二重手術であれば持続期間は数年程度、それ以上の期間をキープできればラッキーくらいに思っておくとよいでしょう。
なお、クリニックによっては術式に応じて1~3年程度の保証がついてきます。

 

切開法

切開手術で用いるメス

 

切開法の二重手術は、名称の通りメスを入れる術式で持続期間は半永久です。
メスを入れる施術でるため、リスク及び料金は高くなります。

 

料金の目安は10~40万円ほどですが、仮に仕上がりに納得がいかず修正を入れたい場合はさらに高額な料金がかかります。
信頼性で選ぶ方が多いためか、10万円台前半の最安価格帯よりも20~30万円ほどの料金で対応しているクリニック・術式が人気です。

 

なお、切開法は「部分切開法」と「全部切開法」の2種類があるのですが、切開法で二重手術を受ける方の大半が全部切開法を選択しています。
部分切開法の方が料金は安いものの、綺麗な仕上がりにならない可能性があるためです。

費用や自分に合った術式などで不安がある方は、複数の美容クリニックでカウンセリングを受けてみるとよいでしょう。