在宅勤務や渡航制限…コロナによる生活様式の変化で美容整形が流行しました。

美容整形のお仕事ヘッダー

コロナ禍で整形が流行る理由

景色を眺める女性

 

2020年以降はコロナ禍で新しい生活様式へ変化した影響で、美容整形を受ける需要が急増しています。
コロナ禍で整形が流行した要因として以下が考えられます。

 

  • 在宅勤務、外出自粛の影響でダウンタイムを家で過ごせるようになった
  • 時間に余裕ができて美容クリニックへ足を運ぶ時間が作りやすくなった
  • マスクの着用義務によって、口や鼻など顔の下半分の傷跡や変化を隠せる
  • 人と会う機会が減ったため、美容整形を受けたことが周囲に気付かれにくい
  • リモートでのやり取りが増え、モニター越しに自分の顔と向き合う時間が増えた
  • 海外で美容整形を受けるのが困難になった

 

上記のうち、最も大きな影響を与えたのは、やはりダウンタイムによる支障が減ったという点でしょう。
メスを入れる美容整形は一時的な腫れや術後の痛みが出ることがあり、安静にしていないと形が崩れる・症状が悪化するなどのリスクがあります。

 

従来は長期休暇を利用して美容整形を受ける方が多かったのですが、コロナ禍では在宅ワークなどで働きながら家で安静に過ごすことができるため、思い切って美容整形を受ける方が増えたのではないかと考えられています。

 

マスクで隠せる部位が人気

マスクを着用している女性

 

コロナ禍で流行している美容整形では、特に唇や鼻、ほうれい線に関連した施術の需要が高まっています。
これらの部位は術後の傷跡や腫れをマスクで隠せるため、美容整形をしたことが周囲に知られにくいのです。

 

このように、勤務中を含めたマスクの着用義務化によって、在宅勤務できないサービス業・接客業の間でも整形ブームが起こっています。
これは日本に限定した話ではなく、アメリカや韓国など海外の整形大国でも同じ現象が起こっているようです。

 

手軽な整形の流行

美容注射のイメージ

 

シワの改善などを目的にした注入療法・注射療法や、美肌を目的にしたレーザー治療の需要が国内で急増しています。
コロナ禍によって海外渡航が制限され、これまで整形目的で海外(主に韓国)へ足を運んでいた方が国内クリニックを利用するようになったことが大きな要因です。
また、外出自粛による精神的なストレス発散や、新しい生活様式になってお金の使いみちがなくなったことで、自分の身体へ投資する人が増えています。

 

より手軽になった

明るい雰囲気の美容クリニックの待合室

 

繁華街を中心に新しい美容クリニックがオープンする事例が増えており、特に昨今は飲食店の空きテナントに美容クリニックやエステサロンが入るケースが多く見られます。
なお、美容クリニックが増えたことで利便性は向上したものの、ブームに乗っただけで実績のない医師が院長を務めるクリニックが増えているのも事実です。

空前の整形ブームが巻き起こっているコロナ禍の状況だからこそ、美容クリニック選びは慎重におこなってください。